寺院経営研究会

寺院経営研究会は、昨年12月に届いたDMを見て、初めて参加しました。
これまで、「お寺を何とかしたい」とは思っていたのですが、行動に移せていなかった中、「この機会に動くためのスイッチを入れていこう」と思って入会しました。

入会してから、いろいろなことに取り組みました。例えば、1月例会で聞いた「法務の見直し」の中であった、「通夜・葬儀時に2名で行く」というのを取り組んでみたところ、いただくお布施が増え、門徒さんからも感謝されることも増えました。また、船井総研の講座の中で「永代供養墓地」の必要性を聞いて、今年から開発するための構想から実現するフェーズに移すことにしました。

以前は、寺院経営を考えるのが大変だと思っていましたが、研究会に参加するようになって、研究会を通してインプットしたことも含めて、構想していることを実現しよう！と日々楽しく活動しております。

私は副住職ということもあり、自分の代でお寺を終わらせたくない、とも思っていまして、
継いだ後のことなど、漠然とした先行きの不安がありました。
しかしその一方で、地域の仏教会などで今後の寺院経営の悩みを話せる場所はありませんでした。

そんな中、寺院経営研究会というものがあることを知り、実際に寺院経営において他の寺院が何をしているのかを知りたかったのもあり、入会を決めました。

入会してから感じることとして、「仏教会等では話せない生々しい話」を安心してできることがあります。
お金の話や住職・総代との関係性の話は寺院経営に関係がある一方で悩みとして話すことができる場がないと思いますが、そんな話もできる場として重宝しております。

今後は、より自坊の護持のためにできることを、例えば檀家さんとのコミュニケーションの記録の実施や樹木葬の開発の計画を進めていき、その中での疑問点を研究会内でまたフィードバックいただきながら活動をしていきたいと考えております。

励声山大法寺
住職 長谷雄蓮華様

私は、昨年11月の例会に、ゲスト講師としてお招きいただき、ご講演をさせていただいたのが最初のご縁でした。その時にご受講いただいたご住職の皆様の非常に前向きな姿勢に、大変感銘を受けました。また、その日の午後にあった情報交換会に参加してみて、自分も入会して、より情報交換を積極的にしていきたいと感じ、入会しました。

寺院業界は、世間の情報やお寺を取り巻く情報に疎い事は現実で有り、これからの大きな課題です。私としても、情報を得る為に、また自身の活動を振り返ってみて、今後宗教者として必要不可欠な勉強会だと感じたことが入会した理由です。

今後は、世の中の情勢、宗教界、供養　葬儀にまつわる業界の情報や現実を、経営研究会を通じて学び続けていきたいと思います。また、自坊においても、自坊と関わる方と真正面から向き合い、不安を解消していけるお寺・僧侶となっていきたいと考えております。その機会を最大限増やすためにも、もっと自坊を発展していきたいと思います。そのための情報プラットフォームとして、活用できると思います。