マンスリーを運用させ、部屋数も118室まで増やすことができ、着地の売上で1億円、営業利益で2千万円を上げることができ、新たな収益の柱として、事業を立てることができました。
またマンスリーがうまく稼動し、オーナー様への客付方法の選択肢が広がったことで、新規に建築や管理のご相談をいただく機会が増えました。
DMやセミナーなどで告知をする中で、実際に自社管理物件以外（他社管理）や一般の新規オーナー様から空室のサブリース依頼が急増していることと、全室マンスリー運用前提のサブリース新築建築、管理相談が複数入ってきました。

法人マンスリー事業は短期の法人需要を取り組むことのできるビジネスモデルですが、地方の地域密着賃貸管理業者こそ取り組むべきだと考えます。
後発で出店した新横浜店の伸び悩んでいたためマンスリー事業を始めて、実際に取り組み始めてからわかったのですが、長野市、松本市の調子がいいんです。
長野県は2000年をピークに人口が下がり続けているので、この法人マンスリー事業は長野県内よりも横浜のほうに期待していたんです。
ところが、私たちが知らなかっただけで、長野県にも短期滞在のニーズはあったんですね。いまでは長野県内で300室近くを安定的に運用できています。

もともとは管理戸数も０の法人仲介専門の不動産会社でした。法人仲介の不安定さから、法人マンスリー事業に参入してみると、法人仲介よりも法人との提携がしやすく年間を通して案件が発生するので会社としての売上が安定しました。
初期費用もそこまでかからないことも事業の良さの一つでマンスリーとして運用する物件も1年で100室まで部屋数を伸ばすことができ、ポータルサイトの攻略と強みである法人との関係性を活かし年間売上は立上初年度で1億円を達成することができました。